ココサポ・プログラムを受講した方向けに『ACリプログラミングコース』(略して『ACリプロ』)があります。
これは、何かスキルを身に着けるというものではなく、自分自身にとことん向き合うプログラムです。
現在進行中のACリプロは昨年5月からスタートして1年が経ちましたので、この1年で感じたことをここに書きたいと思います。
いろいろな経験を通して出会う"思いがけないジブン”。
自分のことなのになぜ「思いがけない」ことに出合うのか、それは、頭で考えている(自分)と、心で感じる(ジブン)に違いがあるからなのではないでしょうか。
簡単に言えば、自分が誤解している「ジブン」。
この誤解は厄介で、誤解していることすら自覚できないまま頭で考える事と心の動きに大きな差がジレンマやストレスとして身体を痛めつけます。
実は、このジレンマやストレスの中に(自分の本質)が隠されていて、しっかり向き合い本質を救い出しさなくては、いつも似たようなパターンを繰り返し、自分の首を絞める力は少しずつ強くなっていきますが、それを自分で気づくことなどできません。
自分自身にとことん向き合うには勇気が要ります。知りたくない部分、気づきたくない部分を見なくてはなりません。だから、自分の頭で自分の心(感情)に「おとなしくしてね」と懇願し、見ぬふりをして、蓋をして生き抜こうとします。
・・・しかたありません。見てしまったら、自分の本質に触れてしまうからです。自分が生き抜いてきた術だったものを取り除かねばならないという恐ろしいことなどできるはずはないのです。
特に子育ては『待ったなし!』このジレンマやストレスを抱えつつもどこかに押し込めて、気づかないふりをしてでも前へ進まなくちゃならない。
結果として、ジレンマやストレスに葛藤や摩擦が上乗せされ抑圧されて、ある時、耐えられなくなると暴発してしまって心や身体を壊す…。これは当然のことかもしれません。
ACリプロに参加している方々は、それでも(自分の本質)を救い出すために参加しています。
時に涙を流しながら、心の中を振り絞りながら、(自分の本質)を救い出したい…。その姿は、まさに勇者そのもののように思います。それほど、エネルギーの要る苦しい作業です。
そこまでして自分自身に向き合おうとするのはなぜでしょう?
それは、きっとご自身の中に(自分の本質)の存在を実感しているから。
今、自覚出来ている(自分)と(自分の本質)を統合することができたらどれほどラクになるか、どれほど自分で自分の人生を歩く実感を得ることができるかが解っているから。
(自分の本質)の存在に少しでも感じることができたなら、会いたくなるのは当然です。自分が探し求めていた(ジブン)なのですから。
(自分の本質)に出会うと、頭で考えていることと心が動くこと(感情)に差が無くなり、真っ直ぐな自分で今を生きることができます。
人生は自分ひとり生きているわけではありませんから、なにもかも自由に好きなように生きることができるわけにはいきません。でも、物事には(ガマンしていいこと)と(ガマンしなくていいこと)があります。
その仕訳、、、できていますか?
どちらも、主体が自分にあれば簡単に選べます。
そのために、(自分の本質)を自分の力で救い出すのが、ACリプロの大きな成果だと思っています。
(自分の本質)の在処をようやく見い出して、懸命に手を伸ばし、掴んで少しずつ引き上げている方、(自分の本質)がもうすぐ見えてくるというところで一進一退を続けている方、一気に掘り出そうとする方、、、いろいろいらっしゃいますが、それぞれのペースでいいのです。
自分のペースで自分の力で、(自分の本質)を救い出すことに大きな意味があり、その後の「自分の人生」を自らの手で掴むことになるのです。
ACリプログラミングコースは、ココサポ・プログラムを受講した方対象の特別プログラムです。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。