―分かってもらえなくてもいいー
そんな気持ちを持っても、人はだれだって自分のことを理解してもらいたいと思う生き物だと思います。
だからこそ、大切なのは「伝える力」。
自分が感じていること、思っていること、考えなどを相手に伝える力です。
ココサポ・プログラムでは心理学のNLPを扱っていて、ミスコミュニケーションをできるだけなくすために、コミュニケーションについて学びます。
そこで、ミスコミュニケーションは誤解から生まれる・・・と言われますが、私は、特に、相手への伝え方がとても大切で、伝え方が不十分なために偏った情報を相手に受け取られてしまうことでミスコミュニケーションが起きるのではないかと思っています。
伝える側ばかりに原因があるわけではないのですが、キャッチボールだとすれば、最初にボールを投げる側の投げ方が大事だということです。
特に、文字で書き記すだけの伝達方法だと顕著です。
ある人は自分の想いを言葉にしたつもりでも、その言葉を読んだ他者にとっては、言葉だけの情報でしか書き手の思いが推測できません。・・・それで、想いは伝わるか、、、。無理です。
読み手の人生は書き手の人生ではないからです。読み手の信念価値観というフィルターを通してしかその言葉は入ってこないからです。
だからこそ、顔と顔を合わせたコミュニケーションがとても大事だということをつくづく感じます。
でも、このブログのようにやっぱり誰かに届けたい言葉があるならば、できるだけ丁寧に綴ること、分かりやすく書くことが大切だということを心がけています、、、が、、、やっぱりそこにも限界はありますよね。。。
伝わる人にだけ伝わればいい。
と思っていましたが、それは「逃げ」というか「甘え」なのではないかと、最近、私は思うようになりました。
「伝わらなくていい」ことを前提に書く。相手の理解力に甘えて努力を怠ることだと思うようになりました。
なぜならば「伝える力」は、自分次第で身につけ、磨くことができるからです。
ですから「発信するならば、書き手は伝える努力をしよう」と思っています。
発信するということは読んで(聞いて)もらいたいという欲求があります。自己完結するなら、このような場で綴りません。
発信するなら丁寧に、分かりやすく書く努力をしていこうと思いました。独りよがりな発信で自己満足しても、読んだ人にその思いは伝わりません。伝わらなければ「伝えたい」気持ちは叶わないのですから。
・・・ということで、こちらのブログもそのようなことを意識しながら、読んでくださった方に分かりやすくお伝えできるよう励みます!
分からないことなどあれば、どんどんツッコミ(ご意見)をください!(笑)
伝える、伝い合う、そこからコミュニケーションが生まれ、心と心が近づいていくのだと思うから、、、丁寧に。
話は変わりますが、写真は先日、我が子の高校の体育祭の時の空です。清々しい秋晴れを通り越して、ウッカリ日焼けしてしまいました。
若者たちの快活な声が青空に響き渡り、元気をもらってきました。
競技で懸命になる姿を見ると、言葉の要らない(何か)が伝わります。
あぁ、懸命な姿からも人は多くのことを伝えられるのだな・・・と思いました。
そんな伝達は、インターネットからは得られません。ライブを観て、肌で感じなくっちゃ伝わりません。そんな機会を大事にしていきたいですね。