昨日、2020年5月8日はフラワームーン(五月の満月)が出ていました。
LINEチャット【ココサポ・サロン】で、「満月ですよ♪」というお話を聞いて、早速バルコニーに出て空を見ました。
ちょうど空も澄んでいたのでお月様が輝いていました。
さて、ここのところ毎日、お茶タイムにちょっと特殊なコーヒーを淹れるんです。ふだんはコーヒー豆を挽いてドリップで入れるのですが、このコーヒーはインスタント。
ちょうど昼間だったので、キッチンの明かりをつけずにコーヒーのパッケージを箱から取り出して、マグカップに入れようとしたら・・・
パッケージが青色だったんです。(ホントは茶色)
で、「あれ?違う種類のほうを出しちゃったかな?」と箱を見直しても、青色のパッケージなんて無くて・・・。
陽の光がよく入るところで、そのパッケージを持っていったら・・・茶色。
そっか。
薄暗いキッチンのところで見たから青色に見えたのです。
同じものでも、色が違う。
同じことでも、違って見える。
同じことでも、見かた、感じかたは、違うんだなぁ・・・と。
しみじみ思いました。
ついつい、自分と同じ風に物事を見ていると期待してしまいがちです。
でも、みなさんが見ている世界と、私の見ている世界は違う。
私たちは、世界的に大ダメージを受けているこんな時にも、それぞれの世界で精いっぱい生きているのですねぇ。
それを応援したい。
その応援のしかたはそれぞれですが、私は
一人ひとりの生き抜く力を信じる
という方法で応援したいと思います。
たとえば我が子。
いま、学校が休校ですから、家にずーっといるわけです。
もともと我が子は「おうち大好き」人間なので、どうみてもエンジョイしている。・・・一応、受験生ですが。どこから切り取っても受験生には見えないおうちライフエンジョイ中です。
親に似ちゃってテキトーなんですよ。
昼夜逆転、家でダラダラ…youtubeを観たり。
でも、私は放っておいています。何も言わずに。
だってもう親に言われて「あぁ、そうだ。いけないなぁ・・・」なんて自省するような年齢ではありません。
放っておいて、好きにさせておいて、、、「これからどうするだろう・・・」と楽しみにして。
さすがにダラダラ生活に飽きてくると、部屋を掃除したり、本を読みだしたり、机に向かったりし始めるんですね。…何も言わなくても。
逆に私がダラダラしそうです(笑)
本人に「あぁしたら?」「こうしたら?」と言いたいことはあっても、それは私が見ている世界で感じている思いなんですよね。本人は自分の人生を生きたがっているわけです。…それは誰だって…。
半分大人。そして、半分子どもですから、子どもの時にできることをたっぷり経験して欲しい。それは、たくさんの「いっけね~!」というしくじりや後悔・・・。そういう、主体的なしくじりや後悔をたっぷり味わってほしいなと思うんです。(変な親かな…。笑)
だから、あえて言わない。あえてそっとしておく。
我が子は我が子の目で世界を見ます。見ようとし始めています。
大切に思うからこそ、そーっと見守る・・・。
親にはとても難易度が高い技、かもしれませんが、慣れると超ラクなんです。
お月様は何があってもいつもの場所に出てきて、私たちに光を届けてくれます。
そういう感じ。ただ黙ってそこにいて、ただ私が笑っていれば、それでいいのかな?と。
フラワームーンを眺めてそんなことを思いました。
私はそんな気持ちで、世の中のお母さんたちと支えあえたらいいな、と思っています。