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ひとりごと  ·  05日 8月 2020

子育ては自分育て

7月25日に、ココサポ・プログラム ベーシックの第4回『ストレス耐性をつける魔法の習慣』を開催しました。

 

このワークショップ中に子育てについての座学があるのですが、子育ての期間を子どもの年齢を軸にざっくりと示す図を描きます。(定番の講義です)

そのときの、子育ての(一応の)エンドポイントが『18歳』。

 

2022年から、「18歳を成年とする」と民法が改正されました。

18歳で「大人」ですし、高校卒業も18歳なので、ここが子育ての大きな節目となるのでしょう。

 

となると、私の子育てはまもなくひとつの節目を迎えます。

「あぁ、子育て卒業かぁ…」と、座学を受けながらしんみりしてしまいました(笑)。

 

人はその最中では気づけなかったことも、過ぎてしまうと俯瞰して振り返ることができます。

 

私にとっての『子育て』は『自分育て』に尽きます。

子どもとの縁をいただいたおかげで、私自身が大きく変わりました。

子どもがいなかったら、今の私とは絶対に違うでしょう。

 

そういう意味で、子どもとの縁に感謝です。

 

子育てとは「子どもを、親が(こうなってほしい)(ああいうふうになってほしい)と思う人間に育てる」ということではなく、「社会の一員を一時お預かりすること」ということに感覚が近いです。

 

お預かりを引き受けた者として責任をもって、子どもの成長をサポートする、というような、感じです。

その際、親に必要なのは「親(大人)として、自分自身を見つめ続けること」。子育てなんて知らないことばかりだから「(自分のために)学び続けよう」という意思。

その2つでもう本当に充分なのではないでしょうか。

 

親子関係を(自分と子ども)だけの閉鎖的な環境の中に置き続けると、子育ては親の意思がそのまま子どもに向けられることになります。実は、これが大半です。これは「ファミリーシークレット」などと言われていて、「家族の中にだけ存在する(周りを閉じた)(独自の)(秘密めいた)ルールや価値観に子どもを縛りつけることになります。

・・・私はそれがどうしても怖くて、しかも、自分には子育ての自信が全くなかったので、当会をつくって「いっしょに学びながら親になっていきませんか?」という場所に助けを求めました。

 

ちょうど10年前になります。

 

ふりかえると、『お母さん』を学ぼう会が私の子育てをサポートしてくれました。会活動に参加してくださる方、ココサポ・プログラムの参加者のみなさんといっしょに、学びながらすごしてきた10年間でした。

・・・そして、私自身の子育ての卒業が近づいて、『お母さん』を学ぼう会のなかで、私ができることは何かなぁ…と考えるようになっています。

 

卒業を間近にして思うのは、

『子育て』は自分自身と向き合う尊い10年間でした。

親の私を、ひとりの人間として成長するように育ててくれたのは子どもでした。

私は18年前の私とは大きく変わりました。

 

ありがとう!

 

 

さらに振り返って気づいたことがあります。

子育てに必要なのは、何のテクニックもノウハウもいらないこと、です。

ただ、ただ、

「子供の話に耳を傾ける」

「子供が安心して何でも話せる相手であるという関係をつくること」

だけなんだなぁ…と。

 

もちろん、社会のルールや日常生活の常識はしっかり身につけるように指導しなくてはならない時期はあります。・・・でも、それも、まずは親の自分自身がそれを実行していれば、そんなにうるさく言う必要はないですよね…。

 

子どもは「~つ」の付く年齢になったら、あとは自分で考え、自分で決断して生きていこうとします。

だからこそ、ここからは、ただただ「話を聞く」(つまり、受け身)の姿勢で関わるだけでじゅうぶんな気がします。

 

ただし、人間なのでときには、「私の話を聞いて欲しい」「私の要求に従ってほしい」という欲が出ることがあるかもしれません。・・・そういうことがあるから、私たちの会のように、言いたいことを何でも言える場で吐き出して欲しいと。そういう場として利用して欲しいと思います。

 

だからこそ、参加してくださる方に対しては丁寧に向き合っていこうと思っているのです。

 

・・・写真は近所の公園にある池で毎年みられるカルガモの親子です。まだ羽化したばかりのちっちゃな赤ちゃんカルガモの時は、お母さんと子どもたちは一列をなして常にベッタリです。でも、カルガモの赤ちゃんはどんどん大きくなると、親は少しずつ子どもとの距離を話していきます。ちょっとしたことでは助けに行きません。子どもが独りでエサを獲れるように、身の危険に対して自分で対処できるようにすぐには助けに入りません。ちょうど、この写真を撮った時は、親ガモは、わざと遠くに離れたりしていました。私たち人間が子ガモに近づいても、チラチラ警戒して視線は送ってきますが、子ガモに近づいて守ろうとはしません。少しずつ、少しずつ、、、距離を離すスキルは親ガモに見習うべきものがあります。

 

親ガモは子ガモの生きる力を信じているから、離れられるんですね。

 

…ホッコリして優しい気持ちになる一コマでした。

 

 

 

 

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