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ひとりごと  ·  15日 11月 2021

自分がその中に在るうちは

このところの日本は「季節の変わり目、春や秋がなくなってきた」と言われていますが、今年は穏やかで暖かな秋が続いているように感じます。

 

もう11月。来月は師走ですから、年末年始の準備にそろそろとりかからなくてはならないのですが、こう暖かな日が続くとその気になれません(笑)。

いつまでも暖かい、、とはいえど、我が家では冬の代表であるみかんの箱が常備されるようになりました。(ほとんど私が食べるだけなのですが…)

写真のみかんは、見た目はあまりキレイではないのですが、農薬をほとんど使わずノーワックスです。甘くておいしくて、1粒食べたらまたひとつ…止まりません。

 

さて、ココサポ・プログラムのベーシックは第3回を終えました。

ココサポ・プログラムの前身は『お母さんが家族の心のサポーターになろう』というものでした。妻、母は、家庭の中ではキーパーソン。そんなキーパーソンが、「家族にとって優れたカウンセラーになれたら」家族一人ひとりにとって家庭が安心の場になるだろう、という思いからでした。

ところが、このワークショップを行っていくうちに、「まず、カウンセラーが必要なのはお母さん自身なのかもしれない」ということに気づきます。

どんなことかというと…、たとえば、家族のだれか(例えば夫や子どもなど)が問題を抱えていて、それがきっかけでワークショップに参加されるとします。でも、ワークを続けていくと、「助けてほしかったのは、まずは自分自身だった」ということに気づく、というようなことです。

実は、これは不思議でも、番狂わせ的なことでもありません。結局、人間関係における問題は『自分自身の問題である』からです。人間関係の最小単位である家族を構成するメンバー(親や夫や子どもなど)は『=自分』ではないけれど、『家族』という一つのグループで捉えると、それは構成するメンバーの共有事項であると言える、と思います。

 

さて、最初の話題、箱に入ったみかんにお話を戻します。

箱に入ったみかんは一つひとつ違います。けれど、箱を外から捉えると『みかん箱』という1つの物に見えます。

 

ワークショップを進めていくと、参加者ご自身の親との関係(家族関係)に焦点が当てられていきます。育った環境、親子・家族関係が、自分を縛り、見えない糸で操られ、育ちと共に培ったルールや信念価値観に囚われていることに気づきます。

それらは、すべてマイナスなことではありませんが、成人し自立した自分にとって不要なものもたくさんあるわけです。が、その仕分けができません。なぜなら、それらが自分のルーツそのものだからです。

 

ワークを続けていくと、親の問題に気づく瞬間がやってきます。その問題に子どもとして苦しんできた経緯に気づきます。

その時、ほとんどの人は親を否定できないので「なんとかして、その理解を自分の努力で越えたい」と思います。親を否定すること自体に罪悪感を感じ、否定そのものを拒否します。子どもの親への思いは非常に崇高なものなのです。「子は親から生まれてきた」から当然のことかもしれませんが。

 

優しくて慈しみ深く努力家な人たちをたくさん見てきて思うのは、冒頭の「みかんの箱」の話です。

みかんの箱=家族 だとしたら、みかんの箱を否定されたらイヤだと思うにきまっています。なぜなら、自分自身を否定されているのと同じだからです。

でも、箱の中を開けてみてください。傷んだみかんがあったらどうしますか?カビに覆われるまで放置しますか?カビはどんどんほかのみかんを巻き込んでいきます。

 

『家族の問題を捉える』ということは、みかん箱の中を開けて、みかん一つひとつを自立(独立)させて捉える、ということです。親もご先祖さんも、子どもも…自分ではないのです。その区別を明確にして、それぞれの問題ごとであると線を引いて客観的に捉えることです。(この客観性に『善意の第三者』は役立ちます)

 

「自分を育ててくれたから」「学費を出してくれたから」「~してくれたから」「親も苦労してきたから」と親を否定することができず、なんとか遠回りにでも自分が救われる方法がないだろうか、と努力するのは、傷んだみかんの隣に居続けながら、自分にカビが移っていくことも分かっていながら、傷んだみかんを箱の外に放り出すことができない、というのと似ていると思うのは私だけでしょうか?

 

もちろん、親に問題があったということが分かったからといって、絶縁するとか、放り出すとか、、、そういうことをしたほうがいい、というのではありません。心の中の状態です。自分の心と、自分以外の人の心の区別をはっきりさせて、「NO!」を言ったり、遠くに置いて(離して)もいい、ということです。

そこから、ようやく健やかなみかんが自分の居場所を見つけ、「ここに居てもいい」ということを実感できるのではないでしょうか?

 

みかんの話から、なんだかごちゃごちゃと話を広げてしまいました。ごめんなさい。

 

ココサポ・プログラムのワークショップを経験すると、自分自身と家族関係に向き合うことになる・・・ということをお伝えしたかったのです。

それは、とてもハードなことですが、『自分の軸を定める』ために必要なことだと、私は思っています。

ぜひ、ご興味のある方はココサポ・プログラムを受講してみてくださいね。トライアル(1回だけのお試し)の『ココロのおかたづけ術』も開催していますので、LINE登録で開催情報をゲットしてくださーい!

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